FRP製品の品質や強度に大きく影響する空気抜き(脱泡)^^
こんにちは
FRP製品の企画・設計・製造・販売を行っている山陽レジン工業の広報担当です
本日は積層での空気抜きの様子をご紹介します
山陽レジン工業の製品でお客様から評価が高いと言えばやっぱり「品質」です!
その高い品質を叶える上で重要な作業の1つが積層の脱泡作業です
〈脱泡(だっぽう)ってなに?〉
脱泡(だっぽう)とは空気、つまり気泡を抜くということです。
ハケやローラーで樹脂をマットやクロス等に積層(含浸)する場合、繊維と繊維の間に細かい隙間があるので、どんなに注意しても樹脂の積層面に小さな空気が入ってしまいます。
もし、空気が入ったままで硬化してしまうと、美しさが損なわれるだけではなく、最も重要な製品の強度が保てない製品となってしまいます
ですから、どんなに小さな気泡でも、これを必ず見つけ脱泡する必要があるのです!
〈脱泡ってどうするの?〉
様々な角度から行燈ライトで照らし気泡を見つけます。
見つけた気泡を脱泡用のローラーで端っこに追いやるようにして気泡を抜いていきます。
難しいのは、時間がないこと。時間が経過するにつれてどんどん硬化してくるため、素早く気泡を見つけ脱泡しなければならないのです
この作業は、一見簡単そうに見えますが、熟練の経験が必要となります
脱泡の作業風景の動画を是非ご覧ください
いかがでしたか?
慣れた手つきでドンドン脱泡していますよね^^
【動画内で見つけた小さな気泡】
【脱泡後】
ここまで小さい気泡を見つけられないFRP成形会社もあると聞きますが、品質第一の山陽レジン工業では、より完璧な製品をお客様に届けたいと考え、各スタッフが日々技術の研鑽に取り組んでいます
現在、FRP製品の品質にお悩みの方、これからFRP製品の製作をお考えの方は是非一度、山陽レジン工業にご相談ください^^
FRPのプロスタッフが全力でご対応させていただきます
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